留学で海外に長期滞在する場合は、手数料の安い国際キャッシュ―カードを作成してください。
海外で三菱UFJなどのメガバンク口座から現金をおろすと、膨大な手数料を支払うことになり、非常に損します。
今回は、手数料の安いおすすめの国際キャッシュカードと、留学先の海外ATMで現金を引き出す際の注意点を紹介します。
海外で現地通貨を調達する方法
海外で現地通貨を調達する方法は、以下の3通りです。
- 日本円を現地で両替する
- クレジットカードでキャッシングする
- 国際キャッシュカードで預金を引き出す
多額の日本円を手持ちで持ち込むのはリスクが高いので、国際キャッシュカードを利用して預金を引き出すか、クレジットカードでキャッシングする方法が一般的です。
今回は、国際キャッシュカードで海外ATMから預金を引き出す方法を紹介します。
国際キャッシュカードで預金を引き出す
国際キャッシュカードとは、預金を現地通貨で引き出せるキャッシュカードのことです。
海外のATMから、日本の預金口座にある現金を、現地通貨で引き出すことができます。
国際キャッシュカードを利用する際は、以下の手数料が発生します。
- 両替手数料
- ATM利用手数料
両替手数料は、引出した金額に対してかかる手数料です。
ATM利用手数料は、1回の引出しに対してかかる手数料です。
キャッシュカードを発行した銀行によって、両替手数料とATM利用手数料は異なります。
おすすめの国際キャッシュカードは住信SBI銀行
おすすめの国際キャッシュカードは、住信SBIネット銀行のVISAデビット付キャッシュカードです。
両替手数料が安いうえに、ATM利用手数料が無料なので、回数を気にする心配なく預金を引き出すことができます。
住信SBI | ジャパンネット | 三菱東京UFJ |
---|---|---|
両替手数料 2.5% | 両替手数料 3.02% | 両替手数料 3.0% |
ATM手数料 無料 | ATM手数料 無料 | ATM手数料 108円 |
留学先で海外ATMを利用する際の注意点
国によってATMの暗証番号の桁数が異なる
日本では暗証番号は通常4桁ですが、国によってはATMで入力できる暗証番号の桁数が異なる場合があります。
たとえば、フィリピン(セブ島)のATMでは、5桁まで入力できるようになっています。
そういった場合は、4桁まで入力した段階で決定ボタンを押してください。先頭や末尾に0を入れる必要はありません。
暗証番号の入力を何回か間違えると、セキュリティの都合でロックがかかり預金を引き出せなくなる事があるので、慎重に入力してください。
レシートは必ず保管しておく
海外ATMで預金を引き出したら、レシートは必ず保管するようにしてください。
現金を引き出したら、国際キャッシュカードはすぐ抜く
現金を引き出したら、出てきた国際キャッシュカードはすぐに抜いてください。
一定時間カードを抜かないで放置しておくと、自動でカードがATMに飲み込まれる事があります。
カードの取り忘れを防ぐためにも、国際キャッシュカードはすぐに抜いて財布に入れてください。
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